2021-06-08 第204回国会 参議院 環境委員会 第15号
永久凍土が融解して、どんな病原菌が出てくるかも分かりません。実際にシベリアでありました。永久凍土が解けたために、閉じ込められていた炭疽菌の胞子が周辺の水や土壌に放出されて、食べ物に入り込んで、十二歳の少年を含む十数人がお亡くなりになられました。また、トナカイ約二千五百頭の死亡を確認したという報道もございました。このようなアウトブレーク、これがどのような頻度で生じるのか。
永久凍土が融解して、どんな病原菌が出てくるかも分かりません。実際にシベリアでありました。永久凍土が解けたために、閉じ込められていた炭疽菌の胞子が周辺の水や土壌に放出されて、食べ物に入り込んで、十二歳の少年を含む十数人がお亡くなりになられました。また、トナカイ約二千五百頭の死亡を確認したという報道もございました。このようなアウトブレーク、これがどのような頻度で生じるのか。
温暖化によりシベリアの永久凍土が解けるという話がありますね。そして、シベリアの永久凍土が解けると、これは結局、何か大変な、何かガスが出てくるんですよ。そんな話があるんですよね。 まず、北極の氷だな、温暖化が始まると、今もそうなんですけれども、北極の氷が何かちっちゃくなるんですね。
そのため、地下水の流入を抑制すべく、凍土壁の設置、サブドレーンの稼働、増強、建屋水位、地下水位の低下、また建屋周辺の敷地舗装などを組み合わせた重層的な対策を行ってまいりました。また、雨水が建屋の損傷箇所から建屋内に流入することを防ぐため補修等を行ってまいりました。
二〇一八年に同委員会での議論を踏まえて整備してきた凍土壁が完成をし、応急措置的な対応が一段落して以降は、汚染水の発生状況や対策の効果を確認するために必要に応じて開催する運用となっております。 これ、当初、五百四十立米その汚染水が発生をしていたんですね。今、先ほど東電の社長からありましたように、百四十立米まで抑えてきたと。
それで、今も答弁にあったように、東京電力は、地下水バイパスによる地下水のくみ上げであるとか凍土壁などを切り札としてきました。凍土壁には三百四十五億円もの国費が投入をされたわけですけれども、凍土壁単独の汚染水抑制効果というのは九十五トンで、効果限定的になっているんですね。
この汚染水の発生量を減らしていくべく、これまで、地下水の流入量低減のための地下水バイパスや凍土遮水壁の構築、雨水の浸透防止のための建屋カバーの設置や敷地舗装、建屋の中の汚染水の水位低下と併せて、地下水位を下げるための凍土遮水壁による囲い込みとサブドレーンによる地下水のくみ上げなどの重層的な対策を着実に進めてきております。
今の凍土壁、これも十分なのかという議論もあると思います。そういう中で、橘高先生等が、もう少しセメントミールなんかでしっかり造るべきじゃないかと。最初は粘土質で造るという案とかもありましたが、そうやって、もう少し凍土壁のところをしっかりしたものに変えるとか、そういう議論というのはないんでしょうか。
現在の凍土壁は、完全に止めるというよりは、流量減少のための装置であるというふうに捉える方が正確だろうと思っています。そのために、凍土壁計画時点から凍土壁ではなくてコンクリのようなものでしっかりした壁を造るということも議論はなされましたけれども、今後は、建屋により近い位置での壁を造る造らないなどといったことは技術的な可能性として議論の対象となり得ると考えております。
地球温暖化の下で永久凍土が融解して、炭疽菌に感染したトナカイの死骸が露出して炭疽菌が集団発生した事故に関わって、参考人から、永久凍土の中には見えない危険がいろいろ潜んでいる、温暖化が進むと大変だと早く警鐘を鳴らすことが大事だと指摘をされました。
IPCC、国連気候変動に関する政府間パネルが二〇一八年に発表した特別報告書は、産業革命前に比べ二度上昇した場合、洪水や永久凍土の融解などのリスクが一・五度上昇の場合よりもはるかに高まると指摘し、早ければ二〇三〇年にも一・五度以上の上昇となることを警告しました。一・五度上昇は地球にとって臨界点であり、それを超えると温暖化を加速させる現象が連鎖し、暴走を始める可能性も指摘されています。
シベリアで観測史上最高の三十八度という異常な高温が記録され、永久凍土の融解が進み、新種のウイルスが見付かったとの報道もありました。プラス一・二度でもこうした深刻な事態が広がっています。 国連気候変動に関する政府間パネル、IPCCの特別報告書は、このままでは早ければ二〇三〇年にもプラス一・五度を超えてしまうと警告しています。
温暖化は既に危険な状態にあり、猛暑や豪雨災害など直接的な被害だけでなく、氷河の急速な消失と永久凍土の融解、海洋の温度上昇と酸性化により、永続的な被害がもたらされる一歩手前に来ています。
シベリアで観測史上最高の三十八度という異常な高温を記録し、数万年にわたって解けずにいた永久凍土の融解が急速に進んで、新種のウイルスが見付かった。研究者グループは、新たな感染症の拡大の可能性が高いと報告していますなど、現在、一・二度、プラス一・二度の上昇でもこういう深刻な事態が起こっている。
地球温暖化が進んでいくと、よく言われるのは、永久凍土が解け始めて、その中に閉じ込められた菌とかウイルスが出てきて、更にまたパンデミックというのは世界中で起こりやすいんじゃないかと。あるいは、地球温暖化によって、例えば太平洋の海水温が上がって、そして、昔は五十年に一度とか百年に一度の大雨あるいは台風だったのがしょっちゅう来る。
先ほど、永久凍土のところからちょっと話がつながるんですけれども、永久凍土が解けることによって、実はメタンガスだけではなくて凍土中に眠っていたいろんな汚染物質、例えば水銀とかそういったものが海に流れ出してきていると危惧されています。
永久凍土が解け、メタンなどの温室効果ガスが大気に放出されています。メタンガスは、CO2の約二十五倍の温室効果があります。永久凍土は二一〇〇年に三三パーから五五%も減る可能性がありますというある研究者の話です。 そして、永久凍土の融解が原因と思われる燃料タンクの崩落と油の流出事故、これ、二〇二〇年、ロシア・ノリリスク。
北極圏では、今御指摘いただいたような永久凍土の融解というものが進んでいます。永久凍土は、ユーラシア大陸のかなりの部分を実は永久凍土が覆っているということで、かなりの面積を実は北半球の中で占めています。ですが、例えばシベリアに行っても、見かけはただの森林なのですね。それで、穴を掘ってみると下が凍っている、数百メートルにわたって凍っていると。
漁業関係者など地元の皆さんの御苦労と思いに寄り添うなら、かつて凍土遮水壁に膨大な資金を投じたように、最高の技術を用いてトリチウムを含む放射性核種の分離に挑戦すべきと考えますが、いかがでしょうか。 二〇五〇年の脱炭素を宣言したことは、率直に評価します。しかし、それを、原子力発電への依存を継続、拡大することの大義名分にしてはなりません。施政方針では、その点が不明確です。
研究開発に関して申し上げますと、汚染水の発生量を三分の一へ抑制することに貢献した凍土壁の整備、それから、燃料デブリへの初接触に成功した遠隔操作機器の開発、このような成果を上げていっているところであります。 また、情報発信に関しましては、各国の在京大使館、国際機関に対して、進捗があるたびに、科学的根拠に基づく正確な説明を国の責任のもとで行ってきております。
IPCCの評価報告によりますと、気候変動が感染症の発生や流行にも影響していることや、永久凍土の融解についての記載があります。 そこで、配付資料二でございますけれども、資料二の新聞記事には、北極圏の永久凍土が解けて閉じ込められた細菌が人に感染したことや、ウイルスを媒介する蚊が生息する地域を広げている等の記載があります。
具体的には、凍土壁の凍結、サブドレーンによる地下水のくみ上げ、雨水浸透防止のための敷地舗装などの対策により、汚染水発生量は対策前の平成二十六年五月の一日当たり約五百四十立米から本年一月から十月までの平均約百四十立米まで減少しております。 一連の汚染水対策については、IAEAからは、汚染水の発生量の削減に貢献したと評価をいただいております。
具体的には、サブドレーンによる地下水のくみ上げ、凍土壁の凍結、雨水浸透防止のための敷地舗装などの対策により、汚染水発生量は、先ほど申し上げました五百四十立米から、本年一月から九月までの平均では約百四十立米まで減少しておりまして、現時点では二〇二〇年内に目標としております一日当たり百五十立米を下回っている状況にございます。
福島第一原子力発電所におきまして、燃料デブリの冷却や雨水、地下水の流入等によって生じる汚染水の発生量については、サブドレーンによる地下水くみ上げや凍土壁等の重層的な対策により、対策前、平成二十六年五月の一日当たり平均約五百四十立米から着実に減少しているところでございます。
例えば、温室効果ガス排出量がとめられず、最悪のシナリオになっていく場合には、永久凍土が解け出して、そこから新たなウイルスが噴出するのではないかということも言われていたり、あるいは森林伐採等々によって、エボラ出血熱がまさにそうですが、人里におりてきて、そこからコウモリから人間に感染した、そういう感染経路もありますから、そういった意味においては、国民の命、暮らしを守るためにも、やはり全力でこちらは連携をして
ところで、汚染水処理、これも汚染水の処理の話はされていましたけれども、汚染水処理の実態について、凍土壁工法をずっと、これは経産省中心なんでしょうか、あるいは官邸が中心なのかもしれませんね、凍土壁工法で対応しているんですけれども、全体としては地下水の浸入水の三分の二しか防げていない。三分の一はじゃあじゃあ入っているんでしょうね。
なお、先生が、永久凍土が解けることによってそこから未知のウイルスとか病原体とか、そういったものが放出をされる危険性があるということを触れられましたが、こういった研究とか報道があることは承知をしています。そして、そういったことに対しても気候変動等の影響に科学的な知見を把握することが必要ですから、そこをしっかりと把握することに努めたいと、そういうふうに考えております。
その上で、例えば現在では、その地球の温暖化で永久凍土が解けることで、この中に閉じ込められていたウイルスが現代によみがえることもあり得るという意見まであるわけです。 感染症と地球温暖化の関係につきまして、小泉大臣はどのようにお考えでしょうか。そして、二〇〇七年といいますから、ある種先駆けで、それから十三年経過しておりますけど、今後も踏まえての御所見、御知見がありましたら、よろしくお願いいたします。
また、汚染水対策につきましても、凍土壁やサブドレーンなどの予防的、重層的な対策により、汚染水発生量は着実に低減しております。 また、技術的難易度が高く、国が前面に立って取り組む必要がある研究開発について財政措置を行ってきており、これまで総計二千七百億円以上を計上しておりますが、その結果、凍土壁の開発による地下水流入量の削減や格納容器の内部の状況の把握等の成果が得られております。